|||s・ _・)<夢見る少女じゃいられない

アイドル現場は、大人に成りかけの少女たちと、それに群がる大人に成りきれない(大人に成りたくない)ヲタの織り成すイノセントワールドだと思うんですよ。


ピーターパンのネバーランド、浦島太郎でいうところの竜宮城的な、そこに留まる限りはゆりかごの様に心地の良い空間ではあるものの、『いつまでも子供のままではいられない。』『ずっとここに居続けることはできない。』と気づいてしまった者から強制的に排除されていく閉鎖世界であると。


下手すると自分の子供くらいの少女に熱狂するヲタを一元的に『ロリコン』と決めつける風潮もありますが、大人に成れないヲタが精神的に強く依存するという意味においては、アイドルはむしろ母性的な存在なのではないかと。

アイドル(=偶像) 本来は遠いところから、崇め奉る存在だったはずなんですよ。


ハロプロのそういう『距離感』が私も好きだったんですけど、近年のアイドルを身近なものに引きずり下ろそうとするかの風潮に巻き込まれてしまったハロプロに少し危機感をいだいております。